2019年10月になり、消費税増税がスタートしました。
消費税増税に伴い適用した制度として、「軽減税率」があります。
軽減税率については10月から消費税増税!増税に伴う”軽減税率”とは?何が対象?に軽減税率の意味と対象項目についてまとめました。
軽減税率制度により、食料品は8%ですが医薬品などは10%に引き上げられます。
自分たちの身近で8%と10%の商品が混在するのは”コンビニ”。
今回はコンビニに焦点を当てて、コンビニ各社がどんな対応をするかまとめてみました。
セブンイレブンの対応は?
セブンイレブンの対応としてホームページを確認すると、
セブン‐イレブンでは、10月1日(火)から予定されている消費税率引き上げに伴い、9月16日(月)より、お支払い金額の計算方法を、本体価格による計算へと 変更させていただいております。税抜き販売のため、購入商品合計を計算した後に消費税の計算を行っております。
この変更に伴い、商品を複数個購入いただいた際に、ひとつずつお会計した場合と比較し、お支払い金額が異なる場合がございます。
事前の告知が不足しておりましたことをお詫び申し上げます。
お客様には、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。出典:https://www.sej.co.jp/company/important/201909062030_copy.html
上記の記載がありました。
今までは商品の価格が”税込表示”でしたが、9月16日からは”税抜表示”にしてレジで消費税計算を実施しています。
9月16日から実施しているのは気づきませんでした。
また自分も9月16日以降で何度かセブンイレブンを利用しましたが、そこまで大きな違和感はありませんでした。
ローソンの対応は?
ローソンの対応は以下の通り。
ローソンでは、10月の税率変更により、税率8%と10%の対象商品が店舗で混在することで生じるお客様と店舗の混乱を防ぐために、商品のプライスカード、レシートの表記内容の変更などの準備を進めています。また、株式会社ローソン銀行では、2019年10月1日(火)より、クレジットカード「ローソンPontaプラス」の会員様向けに、ローソン、ローソンストア100、ナチュラルローソンでのクレジットカードでのお支払いについて、100円(税抜)につきお買上げポイント4ポイント加算するサービスを開始します。
出典:http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1381906_2504.html
ローソンは会員向けクレジットカードのポイント加算を行うようです。
ポイント加算については消費税増税前が100円(税抜)につき2ポイントだったため、増税後はポイント2倍になります。
貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できるため、
ローソンをよく使用する人はこの機会にクレジットカードを作ってみても良いかもしれません。
ファミリーマートの対応は?
ファミリーマートの対応は以下の通り。
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤田貴司)は、経済産業省の「キャッシュレス消費者還元」に参加し、キャッシュレス決済を行うお客さまに対して、以下のとおり、2%の還元(即時充当)を実施いたします。
■実施期間
期間:2019年10月1日(火)~2020年6月30日(火)
■内容
店頭で現金以外の決済手段で商品をお買い求めいただいたお客さまに対し、お会計時に、合計金額(※)から、2%即時還元いたします。金額がレシートに表示されます。
(※)非課税品、プリペイドカード、医薬品、公共料金、保険などのお支払は対象外とさせていただきます。
(※)現金支払いとキャッシュレス支払いを併用された場合は、キャッシュレス決済金額の2%が還元されます。
■対象店舗
以下のシールが店頭に掲出されている店舗が対象となります。
※一部実施していない店舗もございます。
■対象の決済方法
クレジットカード、電子マネー、デビットカード、QR/バーコードなどの電子的決済手段
※現金、Quoカード、POSAカード、商品券、グルメカード、ポイント及びWeChat Pay、Alipayでお支払いいただいた場合は、対象外となります。
※海外クレジットカード(Discover・銀聯・新韓)でのお支払いは2%還元されますが、経済産業省の補助対象外となります。
※対象の決済方法の詳細はこちらをご覧ください。
(https://www.family.co.jp/services/other/info1910/payment.html)
出典:https://www.family.co.jp/company/news_releases/2019/20190830_02.html
ファミリーマートは経済産業省の「キャッシュレス消費者還元」事業に参加しています。
ポイント
キャッシュレス消費者還元事業とは消費税増税後の一定期間に限り、「キャッシュレス決済」を行った消費者に対しポイント還元を行う事業のこと。
中小企業は5%還元、フランチャイズ等は2%還元を実施する。
キャッシュレス決済に限り、ポイント還元されるため来年(2020年)6月末までは現金よりも電子決済の方がオトクですね。
まとめ
今回は消費税増税に伴うコンビニ各社の対応についてまとめました。
- セブンイレブン ・・・ 価格表示の変更
- ローソン ・・・ 会員向けクレジットカードに限り、100円につき4ポイントを加算
- ファミリーマート・・・ キャッシュレス決済に限り2%ポイント還元
セブンイレブン、ローソンでもファミリーマート同様に
キャッシュレスポイント還元事業に参加しています。
なので、キャッシュレス決済を行うと2%還元されます。
ただ、本記事ではコンビニ各社のホームページ上で表示されている内容を紹介させて頂きました。
キャッシュレスポイント還元を実施している店舗は”2%還元”と書かれたシールが目印になっています。
全ての店舗で実施しているわけではないことを注意して下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!